団体を背負う王者同士が激しく火花を散らした。新日本プロレスとノアは17日、来年1月8日の新日本横浜アリーナ大会で行われる両団体による対抗戦のカードを発表。新日本のIWGP世界ヘビー級王者で東京スポーツ新聞社制定「2021年度プロレス大賞」MVPの鷹木信悟(39)と、ノアのGHCヘビー級王者・中嶋勝彦(33)が10人タッグマッチで激突することが決定した。

 鷹木が所属する「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(LIJ)」(鷹木、内藤哲也、SANADA、高橋ヒロム、BUSHI)と中嶋が所属する「金剛」(中嶋、拳王、征矢学、タダスケ、亜烈破)のユニット対決となる。

 新日本を代表して会見に出席した鷹木は「客観的に見たらノアにメリットがあっても新日本にはあまりないんじゃないか。2021年のノアの集客数と、新日本のドーム5大会の数がほぼ同じと聞いている。ノアはおいしいけど、新日本としてはノアのファンを引き込んだとしても10が11、10・5くらいにしかならない。これを点とするのか線でつながるのかは試合で分かる」と強気の口調で言い放った。

 さらに金剛にもついても「名前だけみたら和風テイストのユニットかと思ったら全然違う。ポージングもカッコ悪いし、タダスケなんてサングラスで革ジャンって和の精神のかけらもない。お笑いユニットじゃないか」と切り捨てた。

 一方の中嶋は「業界ナンバーワンにないものが、今のノアにあるんじゃないの。業界ナンバーワンの新日本を存分に味わって、最後は俺の色で染めたい」と一歩も引かない構えを見せた。

 これまで2人はシングルで2度対戦し、中嶋が2勝している。鷹木は「中嶋の勝っちゃんがいるから徐々に燃えてきている。過去の対戦でも勝っちゃんの蹴りは痛くて腹が立った。ガンガン食らわしてほしい。それを俺は何倍にもして返す」と宣戦布告。さらに「金剛もLIJも赤を大事にしている。敗者は(今後)赤を使ったらだめとかも面白い」と〝ユニットカラー争奪戦〟を提案した。

 これに中嶋は「面白くない!」とばっさり。ただ鷹木との対戦については「(2004年の)同年デビューなので意識しないと言えばおかしい。純粋に楽しみ」と語り、お互いが決戦に向け士気を高めていた。