新日本プロレス15日両国国技館大会「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」優勝決定戦で、リーグ戦1位の前年度覇者・高橋ヒロム(32)が同2位・YOH(33)を撃破し史上2人目の大会連覇を達成した。

 リーグ戦で敗退したSHOが大舞台をぶち壊すべく介入し、2人とも場外でクロスアームパイルドライバーを浴びてしまう大荒れの展開。だがロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンから内藤哲也と鷹木信悟、CHAOSから後藤洋央紀とYOSHI―HASHIが救出に訪れセコンドについて試合が再開される。

 アクシデントを乗り越えた両雄は、一歩も引かない意地と意地の張り合いを展開した。ヒロムはDIRECT DRIVE(旋回式ダブルアームDDT)を切り返しTIME BOMBを決めるが3カウントを奪えない。ならばと一進一退の攻防からDの悪夢(変型ドライバー)を解禁するも、ヒロムちゃんボンバー(首折り弾)をかわされファイブスタークラッチで丸め込まれてしまう。

 それでもヒロムも意地で3カウントは許さない。トラースキックからヒロムちゃんボンバーをさく裂させると、ついにTIME BOMBⅡで終止符。優勝決定戦史上最長の38分30秒の激闘を制し2連覇を達成した。

 試合後のリング上では「おい、(エル)デスペラード、聞いてるか。宣言通りBOSJ優勝したぞ。しかも2連覇だ。お前が持つIWGPジュニアヘビーのベルトに挑戦させろ。そしてこの俺が勝ち、ジュニアの中心に戻ってやる」と豪語。リーグ戦公式戦では30分時間切れ引き分けに終わっているライバルに挑戦表明し、「レッスルキングダム」(来年1月4、5日、東京ドーム)での王座戦が決定的となった。

 さらにバックステージでは「俺は諦めてねえぞ。1・4、1・5、どっちでもいいぞ。メインイベントを要求する。俺の夢は変わらねえ。ジュニアのタイトルマッチを東京ドームのメインイベントでやるんだ」とも要求。史上2人目の連覇に加え、獣神サンダー・ライガー、金本浩二の持つ最多優勝記録「3」にも並んだ千両役者・ヒロムが、旗揚げ50周年のメモリアルイヤーの主役に名乗り出た。