プロ野球のオーナー会議が19日に、都内ホテルで開かれ、試合時間短縮に向けた施策を引き続き検討していくことが再確認された。日本野球機構(NPB)は試合時間の目標値を「2時間50分から3時間」としている。
日本ハムの井川伸久オーナーは具体的な施策について、「まずは『打者間30秒ルール』を徹底しようということ。また、インプレーではない部分を短くしていこうということで、登場曲の再生時間などを細かく分析し、各球団に徹底していただきたいとお願いしました」と述べ、「きびきびとした試合を推進する」と改めて強調した。
一方、一軍での導入が議論されている、投球間隔を計測する「ピッチクロック」については、この日の会議では意見として挙がらなかったという。
日本野球機構(NPB)の中村勝彦事務局長は、ピッチクロックを導入した社会人野球や、先日開催された日韓強化試合などで試合時間が短くならなかったり、逆に長くなるケースも散見されたとし、「ピッチクロックがあったから(効果が)どうというのは顕著には見られなかった。『導入したはいいが試合時間は短くならない』ということにならないか、検証して推進していきたい」と慎重な姿勢を示した。
二軍戦では、2024年途中から実施している「ピッチタイマー」について、来季は走者がいない場合の投球間隔を15秒から12秒に変更して検証を進める。
今季の平均試合時間は3時間5分だった。『打者間30秒ルール』や登場曲を10秒以内に収めることなど、各球団に現行ルールの徹底を求め、試合時間を平均3時間未満にすることを目標に掲げている。












