全米野球記者協会(BBWAA)会員の投票で選出されるMVPは今季もドジャースの大谷翔平投手(31)の選出が確実視されている。フィリーズ専門メディア「TBOH(ザッツ・ボールズ・アウタ・ヒア)」は10日(日本時間11日)、「カイル・シュワバーはナ・リーグMVP投票で大谷翔平に勝てるのか?――見通しは全くよろしくない」と白旗を掲げた。
今季のナ・リーグMVP最終候補は大谷、フィリーズのカイル・シュワバー外野手(32)、メッツのフアン・ソト外野手(27)の3人。シュワバーはリーグトップの56本塁打、132打点で2冠を獲得。OPS9割2分8厘は大谷に次ぐ2位で、MLB史上21人目の「1試合4本塁打」を達成した。選手間投票による各賞では大谷を抑えてナ・リーグ最優秀野手に選出されている。
一方、大谷はナ・リーグで得点(146)、長打率(6割2分2厘)、OPS(1.014)、OPS+(179)でいずれもトップ。さらに2度目の右ヒジ手術から6月に投手復帰を果たして47イニングで62奪三振、防御率2.87とマウンドでも存在感を見せた。
同サイトは「(シュワバーは)キャリア最高のシーズンだったが、それでも大谷には及ばなかった」と指摘するとこう続けた。「まさに誰も太刀打ちできない存在。2025年もまた、大谷にMVPで挑むことの難しさを改めて示すシーズンとなった」
勝利への貢献度を示すbWARでも大谷の7.7に対し、シュワバーは4.7と大差。「数字が示すように、大谷からこのタイトルを奪うのは容易ではない。シュワバーがその最新の被害者となる可能性が高い」と分析し、「とはいえ、それは決して恥ずべきことではない」とかばった。
「大谷は打者として球界屈指の実力を誇り、マウンドに立てばトップクラスの投球技術を持つ。その総合的な価値には、シュワバーは太刀打ちできない。だからこそ、大谷は7回受賞したバリー・ボンズ以来となる史上2人目の4度目のMVPを手にする可能性が高い」と最後はライバルをたたえて締めくくった。
MVPは13日午後7時(同14日午前9時)にMLBネットワークの番組で発表される。












