ドジャースの大谷翔平投手(31)は18日(日本時間19日)に本拠地ロサンゼルスでのジャイアンツ戦に「1番・DH」で先発出場し、4打数2安打、1得点だった。打率2割8分3厘。チームは2―1で競り勝ち、2連勝。地区優勝へのマジックを6とした。

 右腕ウェブから弾丸入塁打を放ったのは、0―0の6回一死一塁だった。初球、ほぼ真ん中の84・4マイル(約135・9キロ)のスイーパーを捉えると、角度23度、打球速度107・8マイル(約173・5キロ)で右翼へ一直線。3戦連発を期待して大歓声が上がったが、フェンス上部を直撃する二塁打となった。続くベッツの遊ゴロで三走が本塁へ突進。捕手のミットからボールがこぼれて1点を先制。3番フリーマンの中前適時打で、2点目のホームを踏んだ。これで今季138得点目だ。

 ドジャー・スタジアムが再び大歓声に包まれたのは2―1の8回だった。一死無走者で2番手の左腕ルケーシーのカウント1―1からの3球目、真ん中低めの93・4マイル(約150・3キロ)のシンカーを逆方向へ。角度17度、打球速度107・4マイル(約172・8キロ)の痛烈なライナーは左中間を破り、この日2本目の二塁打となった。ベッツ、フリーマンが凡退して生還することはできなかった。

 初回先頭は外角低めのスイーパーに見逃し三振。3回一死一塁は外角低めのチェンジアップを引っ掛けて二ゴロ併殺打に倒れた。

 試合前にワールドシリーズ連覇へのモチベーションを高める出来事があった。通算222勝のクレイトン・カーショー投手(37)が現役引退を発表したのだ。試合開始1時間40分前に行われた記者会見で涙するレジェンド左腕をベッツ、フリーマンらと見守った。その姿に2年連続の世界一をカーショーの花道にすると固く誓ったはずだ。

 3戦連発はならず、53本塁打でトップのシュワバーとの2本差は縮まらなかった。残り9試合、チームの勝利のために最後までバットを振り抜く。