ドジャースの山本由伸投手(27)は18日(日本時間19日)に本拠地ロサンゼルスでのジャイアンツ戦に先発し、5回1/3を投げ、1安打無失点、7三振6四球で勝敗は付かなかった。打者20人に106球で、最速97・9マイル(約157・6キロ)をマークした。防御率2・58はリーグ2位だ。チームは2―1で競り勝って2連勝。地区優勝へのマジックを6とした。

 珍しく制球が乱れた。6四球はメジャー自己ワーストだ。初回、先頭ラモスを二ゴロ、2番ディバースをスプリットで空振り三振に仕留め、3番アダメスへのカウント3―1からの5球目、外角低めの際どいコースのフォーシームを「ボール」と判定されて歩かせた。この1球が分かれ目になったのか、続くチャプマンはストレートの四球で二死一、二塁。5番のエルドリッジは8球目のカーブで空振り三振を奪い、得点は許さなかったが25球を要した。

 2回は二死後にベイリーに左前打。9番ギルバードはいきなり3ボールとするも最後は真ん中のフォーシームで三邪飛に打ち取った。

 3回は9球で三者凡退。流れが変わるかと思ったが、4回先頭チャプマンを歩かせた。一死後、6番シュミットの4球目にスタートを切られるも二塁で刺した。しかし、フルカウントからまたしても四球。続くイ・ジョンフ(李政厚)はスプリットで空振り三振に仕留めた。

 5回は二死後にラモスを追い込みながら歩かせたが、ディバースをスプリットで空振り三振。5回を終えて球数は94球。6回、先頭アダメスに四球。チャプマンの5球目に二盗を決められた。最後、カーブで空振り三振を奪ったところで、降板。左腕ドライヤーが登板。後続を打ち取り、無失点で終えた。

 12日(同13日)の敵地での前回登板は7回を1安打1失点。初回に先制点を与えるも2回以降は走者を一人も許さなかった無双投球ではなかったが、ライバルを圧倒した。

 援護点の少なさが指摘されている山本。相手先発はエースのウェブだが、先制点を挙げたのが降板後とまたしても遅かった。序盤に得点を積み重ねていれば違った展開になっていたかもしれない。