レッドソックスから解雇されたウォーカー・ビューラー投手(31)の動向に注目が集まっている。9月1日(同2日)までに新チームに加入すればポストシーズンに出場する資格を得るため、オールスター戦に2度出場している実力者の力を必要とするチームは少なからずあるだろう。

 米メディア「CBCスポーツ」も30日(日本時間31日)、「間違いなく彼をほかのチームが獲得する」と断言し、新天地候補にタイガース、ロイヤルズ、そして古巣のドジャースの名前を挙げた。

 2015年のドラフト1位でドジャース入りしたビューラーは19年に14勝、21年に16勝をマークして主戦投手として活躍したが、22年シーズン途中にトミー・ジョン手術を受け23年は全休。復帰した昨季はポストシーズンで3試合に先発して10イニングを無失点、ヤンキースとのワールドシリーズ第5戦では抑えとして起用され、胴上げ投手になっている。

 ただ、ドジャースは先発組の駒がそろっており、球団専門メディア「ドジャース・ネーション」が「重大な怪我がない限り、ポストシーズンレースの最中にLAが彼にイニングを与えるとは想像しにくい」と報じるなど古巣復帰に否定的な声も多い。

「CBCスポーツ」も「ドジャースはポストシーズンの先発ローテーション入りを目指してビューラーを獲得するわけではない」と前置きした上で「ビューラーがブルペン投手として1か月間好投し、プレーオフでリリーフ投手として出場機会を得られる可能性もあるという点で、両者の再会は以前から予想されていた。両者が再会する可能性はゼロではない」と、ブルペンの一角として獲得するという。

 ビューラーはドジャースからFAとなった昨オフ、年俸2105万ドル(約30億円)でレッドソックスに移籍。先発の柱として期待されたが7勝7敗、防御率5・45と振るわず、中継ぎに配置転換された直後に放出された。

 とにかく、タイムリミットまであとわずか。昨季の胴上げ投手の行く末やいかに…。