第107回全国高校野球選手権大会の準決勝(21日)で日大三(西東京)と対戦する県岐阜商の選手たちが20日、西宮市内の津門中央公園野球場にて調整を行った。

 19日の横浜との準々決勝では延長11回にもつれ込む大激戦の末、サヨナラ勝ち。16年ぶりとなるベスト4入りを果たした。藤井監督はチーム状態について「ここまできたら何も言うことないかなと。選手に助けられてることが多くて、本当に頼もしく思う。自主性といいますか、選手に任せたい」と語った。

 相手の日大三は強力打線に加えてエース・近藤(3年)の好投でここまで勝ち上がってきた。藤井監督は近藤を「勝てる投手」と称し、「映像を見て『いけるかな』と思わされないように。何かうまく打ち取られてるんじゃないかなと」と気を引き締めた。

 アルプススタンドからはナインに多くの声援が飛ぶ県岐阜商。今年で創部100年、春夏通算91勝の伝統校だ。藤井監督は「前監督の鍛治舎監督が県岐阜商の伝統を呼び起こしたというか、いろんなものを財産として置いていってくださった。伝統校としてもう一度、みんなで一丸となって勝負にいきたい」と決戦に向けて気合を入れた。