ドジャースの大谷翔平投手(31)は4日(日本時間5日)に本拠地ロサンゼルスでのカージナルス戦に「1番・DH」で先発出場し、4打数1安打だった。打率2割7分4厘。チームは2―3で競り負けた。

 静かだったドジャー・スタジアムが一気に沸いたのは2―3の9回先頭だった。3番手の左腕ロメロの初球、真ん中の84マイル(約135・2キロ)のスライダーをフルスイングした。打球速度109・2マイル(約175・7キロ)の弾丸ライナーは右中間へ。右翼手ヌートバーが素早く打球に追い付き、シングル止まりだった。角度12度と打球が上がらなかった。絶好調時なら間違いなく柵越えしていただろう。

 続くベッツのフラフラと上がった飛球が右翼線を襲ったが、再びヌートバーがダイビングキャッチ。スーパープレーで防がれた。二死後、スミスが四球で歩いたが、左ヒザの骨挫傷から復帰したマンシーが右直に倒れると歓声は一転してタメ息に変わった。

 初回先頭は右腕グレイの1ボールからの2球目、真ん中高めの92・2マイル(約148・4キロ)のフォーシームを捉えきれずにファウル。3球目の外角チェンジアップを空振り。カウント1―2からの4球目、内角低めの86・4マイル(約139キロ)のスイーパーにバットは空を切った。

 0―1の3回二死無走者はフルカウントからの7球目、真ん中に甘く入ってきた92・5マイル(約148・9キロ)のフォーシームをミスショット。二ゴロに倒れた。

 1―1の6回一死無走者はカウント1―2からの5球目、真ん中低めの84・3マイル(約135・7キロ)のスイーパーに空振り三振。

 試合前の時点で38本塁打で並んでいたフィリーズのシュワバーが39、40号を放ち、トップの座を明け渡していたが、またしても不発。8試合連続ノーアーチとなった。

 チームはオールスター戦後、7勝9敗と苦戦。地区2位パドレスとは3ゲーム差だ。この苦境をはね返すことができるのは大谷の特大弾しかない。