トレードデッドラインが31日(日本時間8月1日)に迫る中、ドジャースのトレード報道が過熱してきた。そんな中、元メッツGMのジム・デュケット氏がMLBネットワークで「エマニュエル・クラッセに完全になじんでいるのはどこか? ドジャースだ」と発言し、注目を集めている。

 ガーディアンズのクラッセは2022年から3年連続で最多セーブタイトルを獲得しているMLB屈指の守護神。最速165キロの剛腕を武器に47セーブをマークした昨季は防御率0・61と驚異的な成績を残し、サイ・ヤング賞投票で3位に入り、今季はリーグ4位の23セーブをマークしている。

 ドジャース投手陣は12人が離脱中。先発ではサイ・ヤング賞左腕・スネルが復帰間近と明るい材料もあるが、ブルペンは守護神のスコットが左肩炎症で負傷者リスト入りしたばかりで救援投手の補強に迫られている。獲得候補にツインズのジョアン・デュランやオリオールズのフェリックス・バティスタらの名前が挙がっているが、このリストに最大の切り札が加わった格好だ。

 デュケット氏の発言を受けた米メディア「クラッチ・ポインツ」は「投手陣の負傷者が増え、今すぐ勝利を収めなければならないというプレッシャーが高まっている状況で、ロサンゼルスはオールインする時だと判断するかもしれない。クラッセはデーブ・ロバーツにこれまで欠けていた終盤戦での明瞭さを与え、ワールドシリーズ進出への最後のピースとなるかもしれない」と解説した。