メッツの千賀滉大投手(32)は25日(日本時間26日)に本拠地ニューヨークでのドジャース戦に先発し、5回1/3を投げ、5安打1失点、5三振4四球で5勝目(3敗)を挙げた。打者24人に101球で、最速96・8マイル(約155・8キロ)をマーク。防御率1・46。チームは3―1で逆転勝ちして2連勝。

 全米の野球ファンが防御率1・43の千賀と17本塁打でリーグ2位の大谷翔平投手(30)と今季初対決に注目した。初回先頭、1ボールからの2球目、真ん中やや低めの94・8マイル(約152・6キロ)のフォーシームを捉えられ、右中間アッパーデッキに先頭打者弾となる18号を運ばれた。

 続くベッツが三ゴロ失策、さらにフリーマンに中堅へ二塁打されて無死二、三塁。4番スミスが中堅へ飛球を打ち上げると、ベッツがタッチアップで本塁に突入した。セーフと判定されるが、ビデオ判定で「アウト」に覆り、ダブルプレーとなった。ここで流れが変わった。

 アロンソの10号2ランで2―1と逆転してもらった2回は三者凡退。3回一死後、大谷と2度目の対戦は2球で追い込んだ3球目、外角高めの95・9マイル(約154・3キロ)のフォーシームで空振り三振。4回二死三塁はパヘスを左飛に打ち取り無失点。

 5回一死一塁で大谷を83・9マイル(約135キロ)のフォークボールで中飛を打たせるも、ベッツの左前打、フリーマン四球で二死満塁とピンチを招いた。しかし、チャンスに強いスミスをフォークボールで三ゴロに仕留めて、得点を許さなかった。

 6回一死後、マンシーを歩かせたところで、球数が101球となり、交代となった。ベンチに戻るとファンから大きな拍手が送られた。大谷に被弾したのは痛恨だが、粘りの投球で最少失点にとどめた。規定投球回に到達し、防御率1・46はナ・リーグトップに立った。

 ドジャースとは6月2日(同3日)から敵地ロサンゼルスで4連戦が組まれているが、登板するかどうかは微妙。決着はポストシーズンだ。