〝怪物〟ポール・スキーンズ(22=パイレーツ)のルーキーカードが話題となっている。

 スキーンズはデビューイヤーとなった昨季、23試合に先発し11勝3敗、防御率1・95と圧倒的な成績を残し、ナ・リーグ新人王を獲得。2年目を迎える今季はサイ・ヤング賞どころか、投手が受賞するのは難しいとされるMVPの有力候補にも名を連ねるなど、注目度が高まっている。

 そんな超新星の「デビュー・パッチ・カード」が20日(日本時間21日)、「ファンタスティック・コレクション」でオークションにかけられた。14日の出品期間中に64件の入札があり、最終的に111万ドル(約1億6000万円)で落札された。

 米メディアによれば、史上6番目に高値で取引された野球カードとなり、トップは2022年に1260万ドルで落札された1952年製のミッキー・マントル、現役組でスキーンズのカードを上回っているのは20年に390万ドルで落札されたマイク・トラウト(エンゼルス)だけという。

 このカードには「来季から30年間のバックネット裏のシーズンチケット2枚」「スキーンズとの対面」「直筆サイン入りユニホーム2枚」などの特典が付いたことも争奪戦に輪をかけた。

 この落札価格に驚いたのは米メディア「ファンサイデッド」で「ポール・スキーンズのルーキーカードはパイレーツのエースよりも多くの金を稼ぐ」と報道。スキーンズの今季年俸は87万5000ドル(約1億3000万円)で、カード1枚の値段が本人の年俸を軽く超えたのだ。

 順調に野球人生を送れば、多くの記録を打ち立てそうなスキーンズ。今回のエピソードも〝怪物伝説〟の一つとなるかもしれない。