〝美ボディー〟はいつまで!? 巨人は5日にジャイアンツ球場で全体練習を行い、阿部慎之助監督(45)が特別指導を敢行した。

 この日はあいにくの雨だったため、ナインは限られたスペースでの練習を余儀なくされた。指揮官は打撃エリアでバットを振っていた甲斐らを見つけると、自らバットを持って実演指導。ライナー性の打球を正面に打つための練習で、目の前に設置されたネットを目がけてひたすら鋭い打球を飛ばした。

 阿部監督によると「軌道が変わっちゃっておかしい時に修正するための練習ね。(現役時代も)たまにやっていたよ」。過去に自分が実践していたスイングの矯正法をそのまま体現したのだという。「阿部塾」の開講中は塾生と化した他の選手たちもネット越しに見つめ、門脇らも直接指導を受けた。

 こうした一連の様子を眺めていたチーム関係者からは「冷静に考えて、引退からもう何年も経つのに、実演しながら指導できるのってすごいよね…。普通は細かい動きがだんだんできなくなってくるのに」と驚嘆の声が漏れ聞こえてきた。実際に引退してから早くも5年が経過しているが、太るどころか現役時代よりもはるかにシャープな体形を維持。時折行うフリー打撃では柵越えも披露するなどパワーも健在だ。

 その秘訣は引退後から始めたルーティン。自らが「教本」となって選手に指導するため、毎朝のランニングは欠かさない。しかも「ちょっと気を抜いたら3キロくらい太っちゃう」と自分の体質と日々戦い続けている。遠征先やキャンプ地でもルーティンを欠かさず、すでに日課と化しているが、本音では「走るのが好き? んな訳ないだろ!(笑い)」。毎朝ムチを打ち続けているのが現実だ。

 そんな指揮官も今月20日に46歳となってアラフィフの仲間入り…。加齢とともにいや応なしに代謝も低下してくるが、自ら打って守って走る「阿部塾」をいつまで続けられるのか――。