ドジャースの大谷翔平投手(30)は17日(日本時間18日)に敵地ニューヨークでのメッツとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦に「1番・DH」で先発出場し、初回に2試合連発となるポストシーズン(PS)3号を放った。

 シティ・フィールドのファンをいきなり沈黙させた。初回先頭、大ブーイングを浴びて打席に入った。マウンドは35歳のベテラン左腕キンタナだ。初球、外角低めのシンカーを見送った2球目、真ん中内角よりの90・8マイル(約146キロ)のシンカーを豪快に降り抜いた。角度22度、打球速度117・8マイル(約189・6キロ)のロケット弾は右中間フェンスを越えた。PS3号は日本選手初の先頭打者弾で飛距離422フィート(約128・6m)だった。前夜の5打席目から2打席連続だ。

 PSではここまで走者ありでは9打数7安打、打率7割7分8厘だったが、走者なしの場面では22打数無安打。米メディアも不思議がる珍現象に終止符を打った。

 前日、第3戦後に大谷が無走者で無安打と聞かれた同僚のベッツが「(大谷が無走者で22打数無安打と聞かれ)僕にはどうして人々がショウヘイについてそんな話をしているかさっぱり分からないが、彼はフィールド上での最高の選手だ。毎日。何一つ心配いらない。走者がいない時に打っていないとか、誰も気にしないでしょ。オオタニショウヘイなんだから」と笑い飛ばすとこう断言していた。

「皆、彼がどんな選手か知っているし、彼が打席に立つ度に何か良いことが起こるんじゃないかって皆が期待する。だから、そこに問題があるんだと思う。彼があまりにも何度もやってきたから、何かが起こるのではないかと期待することが。この20打席ほどヒューマンだけど、ショウヘイだからじきに何かやってくれるよ。問題ない」

 まさにベッツの言葉通りの〝一発回答〟だ。悲願のワールドシリーズ制覇へついにゾーンに入った。