許しがたい事態にも将は冷静だった。MLB初となる韓国での開幕シリーズに臨むドジャースのデーブ・ロバーツ監督(51)が20日、試合前の公式記者会見に出席。歴史的一戦を前に「爆破予告」騒動が発生した中での対応だった。

 試合会場の警備が強化されるなど物々しい事態に発展した。当然、関連質問が飛んだが、指揮官は「(周囲が)混乱していると聞いたが、あまり深くは考えませんでした。ですから、そこまで気にしていません」と言い切った。特別な一戦に臨むにあたり、チームを率いる指揮者として動揺を見せることなく、試合に集中する姿勢を強調した。

 野球の国際化、MLBの世界戦略を進めるプロジェクトの一環で、韓国の地にやってきた。爆破予告については、懸命に捜査が続けられている。歴史的かつ国家的プロジェクトに水を差す事態にも、平静を装った最強軍団の将。大一番の意義を理解し、選手の最高のパフォーマンスを引き出すことに注力する姿勢は、器の大きさを感じさせた。