西武・平良海馬投手(24)が12日、中日とのオープン戦(ベルーナ)に登板し5回2安打1失点、3連続を含む7三振を奪った。試合は西武が2―1で逆転勝ちを収めた。

 平良は2回、木下に適時打を許し1点を失ったものの、最速153キロのストレートとキャンプから取り組んできた新球種「ジャイロスライダー」を軸に中日打線から7三振を奪う力投を見せた。順調に開幕2カード目、本拠地開幕戦となる4月2日オリックス戦(ベルーナ)に向かっている。

 平良は「なかなか球速が出てこないところで、前回(6日侍ジャパンVS欧州代表戦)以上に球速を上げていく、三振も取れていなかったので三振が取れてよかったと思う」と、この日のテーマとしていた奪三振、球速アップをクリアできたことに言及した。

 高橋周から三振を奪ったジャイロスライダーについては「コースに決まりましたし、回転数、回転軸も安定していた。内容もよかったと思いますし、もう少しスプリットが決まってくれれば、もっと楽にピッチングすることができた。次はそこを改善したいと思う」と一定の満足度を語り、次回、開幕前の最終登板となるマウンドでの課題も口にした。

 松井監督を「(予定の)5回をしっかり投げてくれましたし、順調に来ているんじゃないですか」と安心させた平良は、77球の登板後、ブルペンに向かい約30球の追加投球を行う順調の調整。先発転向2年目の今季も先発ローテーションの中でさらに大きな役割を果たしてくれそうだ。