米男子プロバスケットボールNBAの元スーパースターでかつての〝悪童〟ことデニス・ロッドマン氏(61)が、またまたお騒がせだ。
米女子プロバスケWNBAのスター選手、ブリトニー・グライナー(31)はロシアに大麻オイルを持ち込んだとして逮捕され、今月4日にモスクワの裁判所から懲役9年の実刑判決を受けた。判決を不服として上訴したが、グライナーが今年2月からロシアで拘束されている状況に変わりはない。
これを受け、ロッドマン氏は米「NBCニュース」の取材に「私はその子を助けるためにロシアに行く許可を得た。今週、行く予定だ」と語り、グライナーを釈放させるためロシアを訪問することを明かしたという。
ロッドマン氏と言えば現役時代、5度NBA王者に輝くなど活躍したスーパースターだが、「お騒がせ男」としても有名だ。1998年にはプロレスのリングに上がるなど、コート内外で数々の話題を提供。引退後は北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記と関係を築き、何度も北朝鮮を訪問。トランプ前米大統領とも親交があり、2018年6月の米朝首脳会談が行われたシンガポールにも姿を現し、注目を集めた。
ただ、ロッドマン氏がロシアを訪問したところで、グライナーの状況が好転するかは、はなはだ怪しい。「NBCニュース」はバイデン政権高官のコメントも合わせて伝え「政権がロシアに重要な申し出をしたことは公の情報であり、確立されたチャンネルを通じての交渉以外は、釈放の努力を複雑にし、妨げる可能性が高い」としている。
米メディアによれば、米国はロシアとの間で、グライナーとスパイ罪でロシアに拘束されているウィーラン氏の2人と、米国で服役中のロシア元軍人の身柄交換交渉を進めている。そうした状況だけに、ロッドマン氏の訪露は事態を混乱させるだけということだが…。また、ロッドマン氏がロシアを訪問する際に「許可」を取る必要はないことも指摘されている。
このため、米メディアでは「ロッドマンが本気かどうかは、不明」「彼の実際の影響力は眉唾ものだ」(TMZスポーツ)などと懐疑的な見方が広がっている。












