ベルギー1部シントトロイデンがフランス2部トゥールーズに所属するFWオナイウ阿道(26)の獲得に興味を示していると、同国メディア「votebalbelgie」が伝えている。

 同メディアによると、シントトロイデンは来季に向けてスペイン1部アラベスからレンタルで獲得したFW原大智(22)の残留が微妙な状況なことに加えて、ブラジル出身のFWクラウス(25)が米メジャーリーグサッカー(MLS)への挑戦が確実なことから攻撃陣の補強を検討しているという。

 そこでクラブ側はフランス2部で首位に立っているトゥールーズで30試合出場8得点をマークしているオナイウをリストアップ。センターフォワードとともに左ウイングもこなせるため、チームの補強ポイントと合致する。ただ、トゥールーズとは2024年6月末まで契約があるため、移籍金として150万ユーロ(約2億円)が必要となりそうだ。

 日本企業がオーナーとなるシントトロイデンは日本代表GKシュミット・ダニエル(30)をはじめ現在6人の日本選手が所属。今年1月には元日本代表で10番を背負ったMF香川真司(33)が加入した。来季はフランス1部でプレーするチャンスもある中、オナイウはベルギー行きを決断するだろうか。