
ブラジル1部ボタフォゴの元日本代表MF本田圭佑(34)に逆風が吹いている。
19日に行われたブラジル全国選手権のコリチーバ戦に先発出場したものの、後半19分で途中交代。チームは2―1で勝利を収めたが、交代前に左脚周辺を気にするそぶりを見せていた。
そんな中、ブラジルメディア「グローボエスポルチ」は「本田は試合で左太ももの前の筋肉に違和感を覚えた」と報道。負傷具合を確認するために「月曜日に画像検査を実施する」と伝えた。
また、試合でも目立った活躍ができておらず、ブラジル紙「ランス」は「セットプレーのキッカーを務めるなど、ボタフォゴの危険なプレーは本田の足から生まれていたが、流れの中では攻撃に絡むのに苦戦した」と厳しめのコメント。チーム専門メディア「フォガオネット」は「彼はフィールドでほとんど何もしていなかった。いくつかの危険なクロスを上げただけ」と酷評した。
かねて来夏に延期となった東京五輪出場に意欲を示しているが、思うような結果を残せていない。チームもリーグ戦で18位と低迷しているだけに、長期離脱だけは避けたいところだ。
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