サッカーのJ1・FC東京は2日、全体練習を再開し、MF安部柊斗(22)がオンライン取材に応じた。

 先月26日からグループごとにトレーニングに励んでいたが、チーム全体での練習は約2か月ぶり。安部は「やっぱりチーム全員とやる練習が本当に久しぶりだったので、いろんな選手とも話せましたし、チームの練習中の雰囲気もよかった」と笑みを浮かべた。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、2月下旬から中断していた公式戦が7月4日に再開する。準備期間は約1か月と短いが「休む期間が空いていたので、体力面的にはきついなと感じる部分が多いけど、徐々に上げていきたい」。

 開幕前に骨折した右手甲の状態も「ケガをしたときよりは恐怖心や怖さは全くなくて、一応まだ固定はしている状態だけど、ほぼ治った状態なので、手に気を使うことなくプレーできている」と順調な回復ぶりをアピールした。

 昨年は特別指定選手としてJリーグの舞台に立ったが、プロ選手としては今季が1年目。即戦力としての期待もかかっているだけに「ゴールを奪う、アシストをするってところはやっていかないと試合に出られないと思うので、そこを強く意識している」と意気込んだ。