サッカー日本代表に電撃招集されたDF吉田麻也(LAギャラクシー)が、チームへの思いを語った。
37歳の吉田は、北中米W杯(6月11日開幕)にはメンバー外となったものの、後日に国際親善試合アイスランド戦(31日、MUFG国立)限定で追加招集が決定。25日には千葉県内で代表合宿が始動し、吉田は国内組のDF長友佑都(FC東京)ら計13人と練習を行った。
練習後に取材に応じた吉田は、今回の代表活動参加に葛藤があったという。15日のメンバー発表後に森保一監督と電話で会話し「僕が今まで代表、日本のサッカーのために貢献してくれたことに対しての感謝の場としたいということと、チームに自分の経験を伝えてほしい」と熱い思いをぶつけられた。それでも吉田は決断を「迷った」と明かした。
その一番の理由には「W杯の準備の邪魔になるのではないか」と大きな懸念があった。その後に、自身と同じ現役時代に主将を務めた長谷部誠コーチに相談。先輩には「大丈夫」と言われ背中を押されたという。
自身は2023年から米国でプレーしていることから、開催地の土地勘もある。1次リーグ2試合が行われるダラススタジアム(米テキサス州)は「ダラスはちょっとやばい。中東みたいにカラッとしている」と分析。会場は空調設備が整っているとはいえ、ストームの発生なども危惧している。
さらに、ともに過去3大会を戦ってきた長友には「彼もかなりケガで苦しんでここまでやってきたが、5大会目なので焦りがない。そういう落ち着きや、あとはもっとチームが苦しくなってきたときに、彼の存在感は生きる。むしろ、佑都が目立たないことがチームとしては一番良い状況だと思う」と期待を示した。
優勝を目指す日本代表の一員として、W杯過去3大会を経験した大ベテランは「お客さんとして来ているわけではないし、W杯前の貴重な準備の時間を使って呼んでもらっている。このチームがW杯で勝つ可能性が1パーセントでも上げられるように、自分の持っているものを1つでも多くチームに伝えたい」と自身の思いを存分にチームに注入していく。












