Jリーグにも影響ある!? FIFA医療部門トップが夏場の再開に反対

2020年04月30日 16時40分

 国際サッカー連盟(FIFA)幹部による“夏場再開反対”の提言が、新型コロナウイルス禍で中断中のJリーグにも影響を及ぼしそうだ。

 FIFAのミシェル・ドーゲ医事委員長(74)が英スポーツ専門テレビ局「スカイ」の取材に対し、新型コロナウイルスの影響で公式戦を中断している各国リーグについて「今はもっと忍耐が必要。お金ではなく、生きるか死ぬかの問題だ。サッカーはコンタクトスポーツで、人との接触が可能になったときにのみ再開できる」との見解を示し、社会的距離の規制が求められる状況での試合再開は避け、少なくとも9月までは再開するべきではないと主張した。

 同氏はFIFAで医療部門トップを務める重鎮だけに、私見とはいえ発言が持つ意味は大きい。主に欧州各国のリーグを念頭に置いた主張だが、感染が拡大している状況は日本も同じだ。

「この見解が直接Jリーグに関係するかは分からないが、欧州のリーグに打ち切りの流れが出てくるかもしれない。主要リーグが夏の開催を諦めたら、国内の状況によるとはいえ、Jリーグだけが再開するのは難しいのでは。FIFAが今後何らかの見解を示す可能性もあるし」とJクラブ関係者は指摘する。

 Jリーグは現在6~8月の間で再開時期を模索するが、FIFAが今回の提言を受けて夏場の試合開催に否定的な立場を取れば日本も決して無視できない。さらに欧州ではオランダに続いてフランスも今季の打ち切りを発表するなど夏場の再開を断念する動きが加速してきている。

 Jリーグの再開が秋以降にずれ込む可能性も出てきそうだ。