活動めぐる不公平&「降格なし」に不安 J現場の困惑代弁します

2020年04月15日 16時40分

J現場の困惑を代弁した武田氏

【武田修宏の直言!!】新型コロナウイルスの感染拡大が止まらないね。Jリーグにも大きな影響が出ているけど、選手やスタッフら現場の人間に話を聞くと、現状についていくつか困惑していることがあるみたい。

 まずはクラブの活動についてだけど、緊急事態宣言が出た7都府県を本拠地とするクラブは原則活動を停止し、宣言が出ていないエリアでは普通に日々のトレーニングをしているクラブがあったことが「不公平」。Jリーグの再開時期はまだわからないが、クラブによって練習する期間が約1か月違うと、大きなハンディになる。実際に1週間練習をしないと、もとへ戻すのに2週間はかかるって言われている世界だからね。試合をやれば、大きな差が出るのは間違いないよ。

 そもそもJリーグが主導して、クラブの活動については統一しないとダメでしょ。不測の事態とはいえ、リーダーシップを発揮して足並みを揃えないと、選手はリーグへの不信感を募らせるんじゃないかな。そこは考えてほしいね。

 それと今、選手たちが不安に感じているのは「降格なし」ってことじゃないかな。すでに言われていることだけど、降格がなければ来季を見据えたチームづくりに取り組めるし、若手に経験を積ませようとするケースは確実に増える。となれば、ベテラン勢や定位置を取れていない選手は厳しい状況に追い込まれるね。すでに決まってしまったことだけど、もっと話し合いをしてほしかったかな。

(元日本代表FW)