Jリーグ大丈夫? DAZNが中断中の放映権料支払い拒否報道の波紋

2020年04月02日 16時40分

村井チェアマンにはさらなる難問が…

 Jリーグは“DAZNショック”に直面するのだろうか。ロイター通信が、J1~J3の全試合などを中継するスポーツ動画配信大手「DAZN」が中断や中止になった試合に放映権料を支払わないと各スポーツ団体に通告したと報じ、波紋を呼んでいる。

 Jリーグは2017年から10年総額2100億円の巨額契約を結ぶ。新型コロナウイルスの影響で中断中のリーグ戦は現段階で5月9日からJ1再開となっているが、今後の状況によっては再延期の可能性もあり、大幅な収入減のリスクにさらされるわけだ。

 Jリーグの村井チェアマンは「DAZNは重要なパートナー。我々との契約に変更などの申し入れはない。ご心配いただいていることは日本においてはない」と否定したが、詳細な契約内容に関しては守秘義務を理由に言及を避けた。その上で「最近も密に連携しながらフレンドリーマッチ放映のお願いなどさまざまなことをやっていこうと話している」と蜜月関係を強調した。

 とはいえ、現実的に試合が中継されないことで、視聴者の“DAZN離れ”の動きも出始めている。これが日本をはじめDAZNが展開する米国やカナダなど世界9か国で加速すれば、DAZN本体への影響も避けられない。現段階では“無風”だとしても、Jリーグが非情通告を受ける可能性は消えていない。