村井Jリーグチェアマン 新型コロナ感染拡大も「自動的に実名公表がマストではない」

2020年04月01日 16時54分

 サッカーのJ1神戸は1日、DF酒井高徳(29)に続いて、トップチーム関係者1人が新型コロナウイルス感染したことを発表した。さらに、J2群馬のDF舩津徹也(33)が感染したとも明らかになった。

 Jリーグで感染者が相次ぐ状況を受け、この日行われた臨時実行委員会では、選手やスタッフなどに感染が発覚した場合の対応について議論された。

 村井満チェアマン(60)は「プライバシー、人権に関わる問題。選手も家族、知人、友人、多くの関係者のプライバシーもあるので一律公表せよとは言えない。原則として選手、クラブの判断になる」と説明。

 プロ野球では感染の有無を調べるPCR検査を選手が受けた時点で、実名を公表する申し合わせがあるが「自動的に実名公表がマストではないと判断した」とこれまでの方針を維持する考えだ。

 ただ「突発的に感染者が出ている中でリーグのマネジメントも十分でないところがある」とした上で「氏名公表をしない場合も、どのカテゴリーで発症者が出たのか、感染経路の特定などは保健所と協議しながら情報を開示していく必要がある」と感染拡大を防ぐための情報は積極的に公表する見通し。

 感染者の情報公開というデリケートな問題を巡り、今後は難しい対応を迫られそうだ。