「頸髄損傷」の重傷を負った大谷晋二郎(49)の支援大会となる押忍プレミアム興行「大谷エイド」(4日、大田区総合体育館)で行われ、ケンドー・カシン、藤田和之(51)、金本浩二(55)、高岩竜一(49)が異色カルテットを結成した。

 大谷の古巣である新日本プロレスのOBたちは、拳王、征矢学、タダスケ、Hi69の「金剛」と激突。カシンはいきなりHi69を場外へ連れ出すと、グッズ売店で乱闘を繰り広げるなど、いきなりやりたい放題だ。それでも4人が各コーナーに相手を釘付けにすると、大谷の代名詞でもある顔面ウォッシュを競演し、絆の深さをのぞかせた。

 終盤は高岩が金剛の波状攻撃を浴びて窮地に陥ったが、Hi69のストゥーカ・スプラッシュをヒザで迎撃。垂直落下式ブレーンバスターから短距離ラリアートを決めると、最後はデスバレーボムで3カウントを奪ってみせた。

 なお「サイバーファイトフェスティバル」(6月12日、さいたまスーパーアリーナ)で今成〝ファンタスティック〟夢人擁するフェロモンズと8人タッグ戦で激突するカシンは、試合中から解説として放送席にいた今成夢人を執ように攻撃。試合後はカシンに何かを吹き込まれたと見られる金本までもが今成にリンチを加えるという、何ともカオスな光景が繰り広げられた。

 コメントブースには金本と高岩が姿を現し、新日ジュニアの一時代を築いた盟友・大谷にエールを送った。高岩は「今日は大谷エイドということで。必ずリングに戻って来るから」と断言。金本も「4人が集まって顔面ウォッシュやったのは、大谷へのエールや。頑張って帰ってこいっちゅう。俺はいつもやってるけどな。大谷、頑張ってくれ」と言葉に力を込めていた。