米国・WWEの〝ジーニアス・オブ・ザ・スカイ〟ことイヨ・スカイが、〝海賊王女〟カイリ・セインに敗れ、痛恨のシングル連敗となった。
プロレスの祭典「レッスルマニア42」(18、19日、ネバダ州ラスベガス)が近づく中、イヨの出場は決まっていない。前回スマックダウンでは起死回生を狙ってWWE女子王者ジェイド・カーギルに挑むも、手負いの状態では歯が立たず完敗を喫した。一方、相棒のアスカからパワハラを受けるカイリを救うため動いているが、こちらもうまくいっていない。
こうした状況を受け、13日(日本時間14日)のロウ(カリフォルニア州サクラメント)ではバックステージでインタビューを受けた。ジェイドに手負いで挑んだのは、祭典でWWE女子王者に挑戦する盟友リア・リプリーのためなどと話したところで、アスカがカイリとともに現れ「リアは家族ちゃうやろ。何回言わすんねん、ボケッ!」と吐き捨てる。続けてイヨが昨年の祭典では女子世界王者として出場したことに触れ、「でも今年はリア・リプリーのサイドキックやな~」と皮肉たっぷりに言い放つ。
「サイドキック」とはヒーローの相方のことで、「バットマン」におけるロビンのような存在。言わば脇役だ。イヨはカイリに「目を覚まして」と訴えたが、アスカは「カイリは先輩に忠実なんや」としれッといい、イヨにカイリとの一騎打ちを要求した。カイリは戸惑いの表情を見せるも「やるわ、先輩!」と逸女撃破を宣言した。
注目の日本人対決は序盤からカイリが猛攻を仕掛け、フライングフォアアームからスリーパーで締め上げた。観衆から「レッツゴー、イヨ!」チャントが上がると、イヨはドロップキックで反撃。さらに場外バリケート上からムーンサルトアタックを放ち、ダメージを与えた。カイリも負けじと、鉄階段にイヨの顔面を打ちつける。さらにリング内では逆片エビ固め。場外のアスカもレフェリーの死角を突き、イヨの頭にパンチを浴びせる。逸女は得意のミサイルキックを放って再び逆転。ダブルニーからとどめのムーンサルト弾を狙うも、カイリに突き飛ばされ決められない。
さらにコーナーでの攻防となりロープから宙づりにされると、またもアスカが介入しイヨの頭を鉄柱に打ちつけた。リアがイヨの援護に登場するが、王者ジェイドも現れてリアを襲う。イヨは場外のジェイドにトペ・スイシーダを放って、またもリアを救った。リング内では再び月面弾を狙うも、カイリがレフェリーを引きつけた隙に、アスカがまたまたイヨに卑劣な攻撃。コーナーに顔面を打ちつけられたイヨはカイリに丸め込まれ、3カウントを聞いた。
祭典前のシングル戦で痛恨の連敗。和製スーパースターの祭典出場者は「0」のまま残り5日となり、イヨは厳しい状況に追い込まれた。
この日のロウは「ABEMA」にて放送された。












