【テキサス州ヒューストン発】WWEの〝暗黒の逸女〟紫雷イオ改めイヨ・スカイが、ロウに昇格した。

 4月から欠場中だったイヨは7月30日の祭典「サマースラム」に電撃登場。ベイリー、ダコタ・カイとともにロウ女子王者ビアンカ・ブレアの前に立ちはだかり、2018年6月のWWE加入から主戦場としたNXTを卒業しロウへの昇格が決定的となっていた。

 リングネームも07年3月のプロレスデビューから使用した「紫雷イオ」から変更したイヨは、さっそく今週のロウ大会に登場。

 オープニングでは、サマースラムでビアンカに敗れ肩を負傷したベッキー・リンチを、ベイリー、ダコタとともにバックステージで襲撃した。しかもパイプイスを手に笑顔でめった打ちにするなど、極悪ぶりは健在だった。

 しかも、これだけでは終わらない。アスカVSアレクサ・ブリスの試合中も、イヨ、ベイリー、ダコタの3人が乱入し試合をブチ壊した。

 ここで救出に入ったのがビアンカだ。イヨらの蛮行に怒り心頭のロウ女子王者は「お前らの誰かとやってやる!」と言い放ち、ノンタイトル戦ながら、いきなりイヨとのシングルが実現した。

 復帰戦が王者との対戦となった逸女は「イヨ・スカイが、ついにロウにやってきた」と意気込みリングへ。ビアンカのスーパープレックスやスタンディングムーンサルトを浴びながらも、ダブルストンプやダブルニーで反撃して互角の攻防を展開した。

 中盤にはイヨがロープを使って丸め込むと、ビアンカのセコンドに就いていたアスカ&アレクサの抗議からベイリー&ダコタと乱闘に。試合はノーコンテスト裁定となり、試合後にはイヨも加わり、6人が入り乱れる大乱闘となった。

 現地報道などでは4月からの欠場は負傷のためとされたイヨだが、この日の動きを見る限り完治した様子。しかも、昇格後最初の試合でアスカと遭遇し、ロウ女子王者と対戦したのは大きな収穫だ。早期の同王座挑戦も現実味を帯びてきた。