WWE・NXTのKUSHIDA(38)が怒りの報復予告だ。

 先週のNXT大会で KUSHIDAとイケメン二郎のコンビ「ジャケット・タイム」は、ヴォン・ワグナーの試合の日本語実況を務めたが、KUSHIDAは試合後にワグナーに襲われ、顔面を実況席に叩きつけられた。さらに相棒の二郎も自慢のジャケットを脱がされ、ジャケットを真っ二つに引き裂かれた。

 KUSHIDAは今週のNXTに映像で登場すると、この蛮行に怒り心頭。「ヴォン・ワグナー、あなたは大きな間違いを犯しました。あなたは私を襲いましたが、私の友人である二郎も襲いました。そして、彼の体の一部であるジャケットをも引き裂いた」と、二郎のジャケットを見せながら、ワグナーを痛烈に批判した。

 続けて「ヴォン・ワグナー、私はあなたを恐れていません。あなたの時間は…アップです」とワグナーに報復を予告。これにより、次週のNXTでKUSHIDAとワグナーの一騎打ちが決定した。相棒の二郎は「KUSHIDAさんありがとう。俺もまだ怒ってるけど、どうしていいかわからない」と自身のツイッターに英語で投稿した。

 KUSHIDAとの遺恨が勃発したワグナーは何者なのか。米メディアによれば、1980年代にAWAやWWF(WWE)で活躍し、新日本プロレスに来日経験もある「ウェイン・ブルーム」を父に持つ、2世レスラーだ。195センチ、116キロの堂々たる体格の持ち主で、カレッジフットボールを経験した後に、父親からプロレスの手ほどきを受けたという。

 期待の新星を相手に、ベテランのKUSHIDAが相棒の敵打ちを果たせるか注目だ。