【テキサス州ダラス3日(日本時間4日)発】WWEのプロレスの祭典「レッスルマニア38(WM)」(AT&Tスタジアム)2日目、ロウタッグ王者のRKブロ(ランディ・オートン&リドル)が、驚異のRKO連弾で王座防衛を果たした。

 激戦を繰り広げてきたアルファ・アカデミー(オーティス&チャド・ゲイブル)、ストリート・プロフィッツ(モンテス・フォード&アンジェロ・ドーキンズ)を迎え撃った3ウェイマッチ。序盤から6人が激しく入り乱れての大乱戦となった。フォードが場外の4人めがけてトぺ・コンヒーロを放てば、ゲイブルも場外ムーンサルトアタックで4人を蹴散らした。オーティスも巨体を生かしたパワー殺法で存在感を示していく。

 王者組はリドルがつかまり苦しい展開。なかなか〝毒蛇〟オートンに交代できず、ローンバトルが続く。だが、ドーキンズにGTSを放って何とか毒蛇とタッチに成功。リングインしたオートンはフォードにラリアート連打から得意のカウンターパワースラムだ。さらに場外ではフォードとゲイブルを実況席に豪快に叩きつけた。

 形勢逆転のRKブロはオートンがフォード、リドルがドーキンズを捕らえてエレベイテッドDDTの競演。だが、ここでアルファ・アカデミーがRKブロを場外に引きずり出し、バリケードに叩きつけた。さらにフォードを合体攻撃で追い込んだが、今度はゲイブルがストリート・プロフィッツの合体ブロックバスターを浴びた。高度な技の応酬には、観客から「これぞ、名勝負!」の大チャントが上がった。

 フィニッシュも驚きのひと言だ。空中弾を狙ってコーナー上段に上がったフォードに対し、リドルがロープ最上段に飛び乗ってスワンダイブ式のRKOを敢行。驚きの〝神業〟でフォードをKOすると、今度は本家の毒蛇が魅せた。ゲイブルがコーナー上段から放ったボディーアタックに、ドンピシャのタイミングでRKOだ。見事なカウンターの一撃が決まって、オートンがゲイブルから3カウントを奪った。

 ハイクオリティーな激闘を制して王座防衛のRKブロはノーサイドのストリート・プロフィッツ、WWE入りした東京五輪レスリング金メダルのゲイブル・スティーブソンとともに乾杯。RKブロはこのまま長期政権を築きそうな勢いだ。