女子プロレス「スターダム」1日の後楽園大会で、ハイスピード王者のスターライト・キッドがなつぽいと時間切れ引き分けでV5に成功した。

 二人は、タイトル名にふさわしい高速の攻防を展開。ともに一歩も譲らぬハイスピードの攻防で会場からはため息もこぼれる中、意地のぶつかり合いは30分では決着つかず引き分けとなった。

 勝たずの防衛にキッドは「こんな結果、納得できるわけないだろ!」となつぽいに再戦を要求。なつぽいからは「キッちゃんとは何回でもやりたい」と応じられたが、続けて「でも、欲しいベルトがある。上谷沙弥ちゃんが持っている白いベルトに挑戦したい」との言葉が放たれた。そこに上谷が現れ、なつぽいの挑戦を受諾…かと思いきや「実は、この前目撃した女…」と意味深な言葉を口にして去り、入れ替わるようにAZMが登場だ。

 そのAZMからハイスピード王座挑戦を表明されたキッドは「AZM、お前とは避けて通れないからな。次はシングルでいつでもやってやるよ!」と受諾。「最後は大江戸隊メンバーをリングに呼び込むと真ん中に立ち、「お前ら全員、グッバイ!」と叫んで大会を締めた。

 もはや大江戸隊のエースとして存在感を発し始めた暗黒の虎。その勢いはとどまる様子がない。