ノアのGHCヘビー級王者・拳王(37)が〝掟破り〟の武藤殺法で清宮海斗(26)に逆襲を開始した。

 25日の愛知県体育館大会で清宮の挑戦を受けるが、15日の前哨8人タッグ戦では清宮の変型シャイニングウィザード(閃光魔術弾)を浴びてフォール負け。16日の後楽園ホール大会では近藤修司と組み、清宮、小峠篤司組と2度目の前哨戦に臨んだ。

 拳王は前日の悔しさを晴らすかのように、序盤から積極的に攻撃。「このベルトが欲しいのか」と挑発し、清宮の顔面を場外の柵に押しつけ、ベルトを見せつけた。清宮のドラゴンスクリューから閃光魔術弾に苦しめられたが、ジャンピングニーをかわして一気に流れをつかむと、PFS(ダイビングフットスタンプ)をお見舞い。最後はなんと武藤ばりのプロレスLOVEポーズから閃光魔術弾を放ち、清宮から直接3カウントを奪った。

 本家武藤から閃光魔術弾などの継承を許された清宮を、挑発するかのようなまさかの〝武藤殺法〟で仕返しに成功。拳王は「会社とマスコミに担がれているレスラーと、なんもなしにここまで上り詰めたレスラーの違いだよ! そんな清宮がプロレス界のスーパースター、武藤敬司のシャイニングウィザードを継承するだと? バカにすんなよ」と怒号を飛ばした。

 さらには「どうせ武藤敬司が引退したら、そんなもんすぐ捨てちまうんだろ。ならこの俺が大切にシャイニングウィザードを継承してやるよ」と宣言し、立ち去った。