新日本プロレス17日山形・酒田大会「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」Bブロック公式戦で、DOUKI(30)がGLEATのG―REX王者エル・リンダマン(27)を撃破し、白星発進した。

 今大会唯一の国内他団体勢といきなり激突したDOUKIは、リンダマンのスピーディーかつパワフルなファイトに苦戦を強いられた。ハイアングルパワーボム、熊殺し(変型バスター)、さらには高速のジャーマンスープレックスと怒とうの猛攻にさらされた。

 それでもタイガースープレックスを逃れると、土遁の術を決めて好機を作り出す。一気に必殺のスープレックス・デ・ラ・ルナ(変型飛龍原爆固め)をさく裂させて逆転の3カウントを奪った。

 ビッグマウスがウリの他団体王者に初戦で土をつけて意地を見せた。だが、DOUKIの視線は早くも視線は次戦(19日、青森・八戸)のウィーラー・ユウタ(AEW)戦に向けられている。

「どんなヤツなのか、どんなキャラなのか、(試合の)スタイルすら知らない。でも、お前の名前は知っている。ウィーラー・ユウタは2022年(プロレス界で)最も話題になってるヤツだ。ウィーラー・ユウタはシンデレラボーイだ。世界中が見たがっている。そんななかで俺が勝ったらどうなるかな? 米国に行っちゃうかな?」と不気味な笑み。

「俺がアイツに勝って、話題の的になってやる」と連勝を予告していた。