【新日本】鷹木信悟 タイチとの壮絶30カウント戦制しKOPW奪取 「とことん価値を上げてやろうじゃねえか」

2022年04月25日 23時10分

タイチ(左)をラスト・オブ・ドラゴンで沈めた鷹木
タイチ(左)をラスト・オブ・ドラゴンで沈めた鷹木

 新日本プロレス25日広島大会で行われたKOPW争奪戦は、挑戦者の鷹木信悟(39)がタイチ(42)を撃破し、新タイトル保持者となった。

 1試合を通じてトータルで30カウントを先に奪った選手を勝者とする「30カウントピンフォールマッチ」で激突。新日本プロレス初となる異色ルールが採用された争奪戦は、両者の限界を超えた壮絶マッチとなった。

 序盤から地道にカウントを積み重ねた鷹木だが、タイチのブラックメフィストで6カウントを奪われ「13―23」と最大10カウント差を付けられてしまう。それでも丸め込みを連発して活路を見いだすと、ラスト・オブ・ザ・ドラゴンで4カウントを奪って「23―23」の同点に追いつく。

 タイチ式外道クラッチで5カウントを許してしまった鷹木は、パンピングボンバーで1カウントを返すも、直後にアックスボンバーで1カウントを奪われてしまう。ついに「24―29」の土俵際に追い込まれたが、ここからが真骨頂だった。

 エルボー合戦からヘッドバットを放つと、スライディング式エルボーを一閃。一気にこの日2発目のラスト・オブ・ザ・ドラゴンをさく裂させた。両者ともに満身創痍の状態で決めた起死回生の一撃で、大逆転の6カウントを奪ってついに30カウントに到達した。

 KOPW史上初のメインイベントにふさわしい大激闘を制した鷹木は「やる前は俺は『しんどい思いさせてやる』って言ったけど、終わってみたら俺がメチャクチャしんどいじゃねえか! だが、しかし! 一発でKOPW、取ったぞ」と勝ち名乗り。

 前IWGP世界ヘビー級王者にして昨年度のプロレス大賞MVP男が〝異色タイトル〟のトロフィーを手にするのはなかなか見慣れない光景だ。それでも「俺は常々言ってきたよな。NEVERの時も、IWGP世界ヘビー級王座の時も。何を持つかじゃない、誰が持つかで価値は変わるんだ! 俺がこのKOPW、とことん価値を上げてやろうじゃねえか。今年はこのKOPWをきっかけに再び、テッペンに駆け上がるぞ」と高らかに宣言した。

 5月1日福岡ペイペイドームではロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの盟友である内藤哲也がIWGP世界ヘビー級王者のオカダ・カズチカに挑戦する。鷹木は「内藤にはいいプレッシャーをかけられたと思ってるよ、俺は。内藤がオカダからIWGP世界ヘビーを取ってくれたら、俺は言った通りコレを提唱したオカダを引き込むこともできるからな」と不敵な笑みを浮かべつつ「とことん面白くしてやっからな」と豪語していた。

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