【新日本】ザックがNJC制覇!IWGP世界ヘビー奪取後の野望は〝世界中で防衛ロード〟

2022年03月28日 05時15分

4年ぶり2度目のNJC優勝を飾ったザック・セイバーJr.(東スポWeb)
4年ぶり2度目のNJC優勝を飾ったザック・セイバーJr.(東スポWeb)

 メモリアルイヤーの「象徴」になれるか。新日本プロレス「NEW JAPAN CUP」決勝戦(27日、大阪城ホール)は、ザック・セイバーJr.(34)が内藤哲也(39)を撃破し4年ぶり2度目の優勝を飾った。4月9日の東京・両国国技館大会ではIWGP世界ヘビー級王者オカダ・カズチカ(34)への挑戦が決定的で、早くもベルト奪取後の野望を明かした。

 前夜の準決勝でザックは鷹木信悟、内藤はオカダを破って迎えた決勝戦。デスティーノを阻止し、ポルボ・デ・エストレージャ(変型グラウンドコブラ)もカウント2で返したザックはPK連発で反撃に転じる。最後はスイングDDTからのセイバードライバー(旋回式ザックドライバー)で48選手エントリーのトーナメントを制した。

 タイチと保持したIWGPタッグ王座を1月の東京ドーム大会で失い約2か月、新日本のリングから離れた。その理由を「少し考える時間が必要だった。自然の中で多くの時間を過ごし読書もした。外からもインスピレーションを得たかったんだ。それからトレーニングも。これまでテクニックを学ぶことに生涯をささげてきたが、体を鍛えることにも時間をささげたかった」と明かす。

 パワーにも磨きをかけ、ひと回り大きな体となって帰ってきた。「以前の体重では限界を感じ、ついにその時が来たと思った。ビーガン(完全菜食主義者)の食事でも強くなれること、肉を食べなくても筋肉がつくこともみんなに伝えたかったんだ」と短期間での進化を強調した。

 次なる狙いは悲願の最高峰王座・IWGP世界のベルトだ。ザックは「新日本には世界で最も質の高いプロレスプロモーションの地位を取り戻してほしい。そして俺は今、日本で一番強いレスラーだから、国境が開かれるのを待っているんだ。俺が王者になったら、世界中の王者やアメリカン・ドラゴン(ブライアン・ダニエルソン)のようなビッグネームと対戦して、IWGPが最強であることを証明したい」と青写真を明かす。

 コロナ禍により海外との積極交流は困難な時期が続いていたが、〝開国〟の時は近いとし、世界中での防衛ロードを見据えている。

「新日本の基盤は英国のキャッチプロレス。俺こそが新日本の50周年を象徴するレスラーとして最適だよ」。オカダを撃破し、ベルトとともに業界主役の座も手に入れる。

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