新日本プロレス「NEW JAPAN CUP」2回戦が13日尼崎大会で行われ、チェーズ・オーエンズ(32)がタイガーマスクを下し16強入りを決めた。

 ジュニア戦士・タイガーのタイガードライバーを浴びるなど猛虎殺法に苦しんだオーエンズは、ダイビングヘッドバットを間一髪で回避。プリンスズスロウン(変型ストマックバスター)で反撃に転じる。

 パッケージドライバーは阻止されて十字固めで丸め込まれたものの、3カウントは許さない。カウンターのCトリガー(ニーアタック)をクリーンヒットさせるとそのままパッケージドライバーにつないで3カウントを奪ってみせた。

 3回戦(18日、後楽園)では鷹木信悟との対戦が決定。オーエンズは「どうだ、見たか? タイガーマスク、お前と『ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア』でシングルをやった2016年とは何もかもが変わったんだよ。棚橋弘至に(昨年のG1公式戦で)勝って、(1月東京ドームの)ニュージャパンランボーでは俺一人で藤波辰爾を失格に追い込んだ。1回戦では邪道にも勝った。俺はニュー・レジェンドキラーなんだ」と勝ち誇っていた。