新日本プロレスの内藤哲也(39)が、団体創立50周年の「旗揚げ記念日大会」(3月1日、東京・日本武道館)に秘める思いを明かした。

 20日の札幌大会ではIWGP世界ヘビー級王者オカダ・カズチカ(34)に挑戦する。一騎打ちは2020年1月東京ドーム大会以来で、トップ同士の王座戦はメモリアルイヤーの主役を争う大一番となる。内藤は「どちらかと言えば40周年のリベンジですかね。この10年間の答え合わせですよ」と言い切った。

 12年3月の40周年記念大会のIWGP戦ではオカダに敗北。凱旋直後のレインメーカーは実力を満天下に示し、新時代の担い手としての地位を確立した。対照的に後輩に先を越された内藤はイバラの道を歩むことになったが、「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」との出合いでプロレス人生を一変させた。

「このタイミングでオカダと向き合うことは、俺にとっては意味がありますよ。ただ、個人的にはこういう時に未来を見せていく方が団体としてベターだと思ってます。ここでまた俺とオカダが戦うのはこの10年、何も変化がなかったということですから、新日本にとっていいことなのかは分からないですけどね」

 札幌決戦直後には旗揚げ記念大会が控える。内藤の頭にはすでに戦いたい男の存在がある。2年前の同大会で決定しながら、コロナ禍で実現しなかった高橋ヒロムとの師弟対決だ。

「あの男とのシングルマッチが消滅して2年が経過してしまった。そこは俺の中で引っかかっていることであり、あの時から止まってしまっている時計の針を進めてみるのもありかな」と目を輝かせた。

 同大会はヘビーとジュニアの王者対決が恒例となっているが「必ずチャンピオン同士でやらなければいけないわけではないですからね。札幌大会の後、気持ちが変わってるかもしれないですけど、今の気持ちとしては、あの男とやりたいと思ってます」。宿命の対決を制し、運命を切り開く。