【新日1・4】昨年度MVP・鷹木信悟が王座陥落 不条理ベルト論争から脱落し「ゼロからやり直す」

2022年01月04日 23時15分

何としてもベルトを守りたかった鷹木(奥)だが…(東スポWeb)
何としてもベルトを守りたかった鷹木(奥)だが…(東スポWeb)

 新日本プロレス4日の東京ドーム大会で行われたIWGP世界ヘビー級選手権は、王者の鷹木信悟(39)が挑戦者のオカダ・カズチカ(34)に敗れ、4度目の防衛に失敗した。

 場外花道でのデスバレーボム、MADE IN JAPAN2連発と怒とうの猛攻を仕掛けたが、オカダの牙城を最後まで崩せなかった。STAY DREAM(雪崩式デスバレーボム)を阻止され、コーナー上からのDDTを浴びて劣勢に。終盤の粘りもドロップキックで断ち切られ、最後は開脚式ツームストーンパイルドライバーからのレインメーカーで3カウントを奪われた。

 昨年6月にオカダとの新王者決定戦を制して第3代王者に輝くも、負傷で王座を返上したはずのウィル・オスプレイがレプリカベルトを作成し、王者を自称するという不条理な展開に巻き込まれた。さらにG1を制したオカダが権利証代わりに封印されたはずの4代目IWGPヘビー級ベルトを復活させたことで、ドーム2連戦で最高峰王座を争う3人が全員ベルト保持者になるという混沌とした状況に。オカダ、オスプレイを連破することで唯一の正当な王者としての威厳を保ちたかったが、まさかの〝初日脱落〟となってしまった。

 試合後の鷹木は「いや、言葉が出ないね。ああ悔しいな、チキショー。勝者が正義とあれだけ煽って負けたんだから、俺は何も言えねえよ。オスプレイにも申し訳ないことしたな。まあ、別にオスプレイは俺のことを待ってなかったかもしんねえが、俺はオスプレイの前にもう一度立つことがケジメだと思ってたから」と唇を噛んだ。

 それでも「負けは恥じゃない。負けて立ち上がれないことが恥だ」という師匠・アニマル浜口の教えから、いつまでも下を向いているわけにはいかない。最後は「だからと言って去年やってきたことが、決して無駄だと思ってない。ちょっと今は何も考えられないけど、また一から、いやゼロからやり直すよ。今度こそゼロからやり直すよ。まだ今年は始まったばかりだから陽はまた昇るはずだ」と前を向き、逆襲を誓っていた。

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