【新日本】KOPW保持者・矢野通 レスリングでオーカーン下す「どこかで恩返ししたいと思ってた」

2021年11月07日 05時15分

逆転でオーカーン(右)を下した矢野(左)
逆転でオーカーン(右)を下した矢野(左)

 新日本プロレス6日大阪大会で、KOPW保持者の矢野通(43)がグレート―O―カーンを「アマチュアレスリングマッチ」で退け、タイトル防衛に成功した。

 ファン投票によってルールが決まるKOPW戦に向け、矢野は互いのバックボーンである「アマチュアレスリングマッチ」を提案。オーカーンが提案した「敗者靴舐め戦」に圧倒的大差をつけて採用された。

 3分2ピリオドで行われたレスリングマッチには、元全日本王者・永田裕志をはじめ3人の審判が用意された。矢野は「NIHON」のマークが入った日本大学レスリング部時代のシングレットを着用して登場。試合序盤からロープに押し込んで1ポイントを奪ったものの、タックルからバックに回られるなど4ポイントを奪い返され、3ポイントリードされて第1ピリオドを終えた。

 それでも第2ピリオドに入り、攻め疲れたのか消極的になったオーカーンに生まれたスキを逃さなかった。1ポイントを奪い合うと、豪快なフロントスープレックスで4ポイントを奪い逆転。終盤のタックルも完ぺきに切って、6―5の判定勝利を収めた。

 プロレスのリングでレスリングルールの試合を行うというKOPWならではの試みを生かし、タイトルの防衛にも成功した。矢野は「俺もプロレスラーは長いけど、アマチュアレスリングもね、17年やってきて。どこかで恩返ししたいって思ってたから。真面目に言うよ、今日の試合見て少しでもアマチュアレスリングに興味持ったヤツはアマチュアレスリングをやればいいし」と自身の原点へのリスペクトと感謝を口に。

「いろいろあるけど、どんな志だってね、やってれば楽しいことあると思うよ。まあ、明日からまた、プロレスラー矢野通だ」と、一夜限りの〝競技者〟を楽しんだ様子だった。

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