【新日本】ライガーがG1を大胆予想 本命はSANADA「去年の悔しさだって残ってるはず」

2021年09月16日 10時00分

優勝予想にSANADAを挙げたライガー
優勝予想にSANADAを挙げたライガー

【世界のレジェンド ライガーが語る獣神激論(13)】新日本プロレス最高峰のリーグ戦「G1クライマックス」が、いよいよ18日にエディオンアリーナ大阪で開幕する。EVILに本命印を打ったテレビ朝日・三谷紬アナウンサーに続き、今回の予想企画に登場するのは本紙で「獣神激論」を好評連載中の獣神サンダー・ライガーだ。世界のレジェンドが選ぶ優勝者と、注目の公式戦は――。

【Aブロック1位=内藤哲也】

 ここは簡単でしたね。ズバリ内藤です。やっぱりこのブロックでは鷹木(信悟)、飯伏(幸太)、内藤の3人が突出してるのかなという印象。その中でもメットライフ(5日)でタッグのベルトを取れなかったことも含めて、ちょっと内藤がここ最近おとなしすぎるなと。マグマがたまってて爆発したいんじゃないかなと。このG1で、そろそろいくかって感じで本気になってくると思う。

 今年の1月にベルトを失ってから結果を残せていない上に、同じロスインゴの鷹木選手が王者になっていて「あれ?」って思いはあるよね。とにかくここのG1で勲章が一つ欲しい。鷹木は王者、飯伏は前年度覇者で周りからマークされる中で、内藤がひょうひょうとしながらも強い信念を持って勝ち上がってくるんじゃないかな。

【Bブロック1位=SANADA】

 ここは本当に難しいよ。SANADAとオカダ(カズチカ)の争いになるのかな…。この2人の公式戦(10月4日、後楽園)がどうなるかっていうのがかなり鍵を握るだろうね。去年準優勝のSANADAは、いつもあと一歩のところで取れないっていうのが続いている。いつもこれなんですよ。そろそろ決めないと俺の立ち位置が…ってなってると思うんだよね。

 あとタイチも、今や鈴木軍じゃなくてタイチ軍って言っていいくらい勢いがある。そろそろシングル戦線に触手を伸ばしてトップを狙ってくるだろうから注目だね。それから急成長ぶりがすごいYOSHI―HASHIも大物食いする可能性があるかもしれないよ。大穴に挙げたいね。実力者の逆襲を予想したAブロックとは対照的に、こっちは初優勝を狙う野心を持った選手が中心になってきそうな気がするね。

【優勝=SANADA】

 ロスインゴの中で一人だけビッグタイトルの勲章がないんだよね。彼の中で「俺だけ…」っていう気持ちが絶対にあるし、去年の悔しさだって残ってるはず。なかなか感情を出さないSANADAが、今年は必死になると思うよ。

 ここで優勝して、鷹木のベルトに挑戦となったらロスインゴ対決が続くし、ファンはワクワクするよ。それは鷹木選手がベルトを取ったことの相乗効果という見方もできるし、もしもそうなったらロスインゴの勢いはもう手がつけられなくなっちゃうね。

【Aブロック注目の公式戦=グレート―O―カーンvsタンガ・ロア(18日、大阪)】

 僕はオーカーンのことはもっともっと懐が深いと思ってて、あのキャラクターによって自分の持っている潜在能力に鍵をしてしまっている気がする。もちろんプロだからキャラクターはすごく大事だけど、G1ではそれを全部取っ払ってほしいと思う。タンガ・ロアのようなアクセル全開でぶつかってくるパワーファイターは、その鍵を開けるには絶好の相手だから見てみたいよね。

【Bブロック注目の公式戦=棚橋弘至vsSANADA(10月1日、静岡)】

 棚橋とSANADAは「これぞ新日本のシングルだね」ってものを見せられるカード。少し後半なので棚橋選手のヒザが心配ではあるけど、万全の状態で見てみたいよね。ロープワークなんてなくてもいい。きっちりしたレスリング、プロのレスリングを見たい。G1の公式戦でも荒れる試合はあると思う。セコンドが手を出すとか場外乱闘になるとか。そういうのが一切ない、2人だけがつくることのできる空間を見てみたいと思わない? そういう引き込まれる試合ができるのがこの2人なんだよね。

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