DDT20日の両国国技館大会で、赤井沙希(35)が雪妃真矢との初シングルマッチを制した。
かつてDDT入団を断られたというジェラシーをむき出しにする雪妃に対し、赤井はクロスボディーアタック、水面蹴りからのPKを決めて攻め立てる。しかし複合関節技ホワイトアウトで反撃に転じられると、スノウトーンボムを浴びて窮地に。ハイキック、トラースキック、ヒザ蹴りからバズソーキックと怒とうの打撃で苦戦を強いられた。
それでも赤井はカウンターハイキックからバズソーキック、新人賞も決めて試合のペースを奪い返す。激しい張り手の応酬からハイキックの蹴り合いを制すると、強烈なビッグブーツを発射。最後はケツァル・コアトル(変型マヒストラル)で3カウントを奪ってみせた。
戦前から激しい火花を散らしてきた両者だったが、試合後のリング上ではノーサイド。握手と抱擁で互いの健闘をたたえ合った。赤井は「雪妃選手には雪妃選手の歴史があって、私は私の歴史があって、そこが重なった時にプロレスって試合になるから。2人とも背負うものは違うけど、見ている方向は大きく言えば一緒だと思うので。こんなキャリアで言うものじゃないのかもしれないけど、プロレスって面白いなって改めてもらいました」と振り返った。
一方で敗れた雪妃は「自分の価値観とプライドを押し付けてきたけど、赤井沙希は素敵なファイターだと思わざるを得なかった」と認めた上でDDTと女子プロレスに感謝の言葉を述べた。さらに今後の赤井とのタッグ結成の可能性を問われると「もし沙希ちゃんがいいよと言ってくれるなら組ませていただいきたい」と前向きな姿勢を見せた。












