全日本プロレスの春の祭典「チャンピオン・カーニバル」のBブロックは開幕戦(9日、エディオンアリーナ大阪第2競技場)から波乱の連続になった。

 セミでは3冠ヘビー級王者・宮原健斗(33)が羆嵐と対戦。この祭典に向けて5キロ増量を行い、106キロの体重で臨んだ宮原だが、120キロを誇る羆嵐に苦戦を強いられる。序盤から場外で強烈な頭突きを放つなどペースをつかみにかかったが、全体重をかけた踏みつけ攻撃やセントーンなど体重を生かした反撃を受ける。

 終盤には場外で倒れたところに、エプロンからのセントーンを食らい悶絶。何とかリングに戻ると力を振り絞って一進一退の攻防とするが、最後はコーナー最上段からダイビングセントーンを食らい屈辱の3カウントを聞いた。不敵に笑う羆嵐に対し、王者はセコンドに肩を借りてリングを降りるのがやっとだった。

 さらにメインでは世界タッグ王者の諏訪魔が青柳優馬と対戦。この日もゴングと共に青柳に握手を求めるなど非暴走化をアピールしたが、ロックスターバスターからの新技「ザ・フール」(変型バスター)でマットに叩きつけられ、まさかの3カウントとなった。

 一方、勝った青柳は「諏訪魔に勝ったんだ。後のリーグ戦はどうでもいい。優勝トロフィーを持ってこい! もう優勝したも同然だろうが。残り4~5戦くらいあったかもしれませんが、今日90%優勝した青柳優馬が、必ずあのトロフィーを高々と持ち上げて、全日本プロレスのトップに出てやる!」と勢いに乗った。

 また、Bブロック公式戦のもう1試合は、前BJW認定ストロングヘビー級王者・野村卓矢がヨシタツを下し、勝ち点2をゲットした。