全日本プロレス12日の後楽園ホール大会で行われたアジアタッグ選手権は、田村男児(22)のパートナー「X」として諏訪魔(45)が登場するも大森北斗、児玉裕輔組に敗れ王座奪取はならなかった。
田村のパートナーとして挑戦予定だったアブドーラ小林(大日本プロレス)が新型コロナウイルスの濃厚接触者として認定されたため欠場。その代役として現れたのは、小林とのタッグ結成にともない田村を「エボリューション」から破門したはずの諏訪魔だった。
試合開始直後は田村が「行きましょう」と連係を呼びかけても諏訪魔が「テメーで行け」と突き放すなど連係面に不安のあった挑戦者組だが、時間の経過とともに〝雪解け〟。児玉を合体のショルダータックルで吹き飛ばすとリング上でガッチリ握手を交わした。
しかしやはりチームワークは王者組が上回っていた。諏訪魔が合体式トラースキックで場外に追いやられ、田村が孤立。児玉のマッドスプラッシュで沈められベルト取りはならなかった。
試合後のリング上で残された諏訪魔は田村に「お前をここまで悩ませたこと、破門なんて悪かった。今日で破門は取り消したいと思う。もう1回エボリューションとしてやってくれるかな?」と提案。田村も「これからもエボリューションでやらせてください」と返答し、ユニット復帰が決定した。
7日の破門通告からわずか5日で取り消しというドタバタ劇だったが、諏訪魔は「田村男児は今回の件で一皮も二皮もむけて大きくなるんじゃないかな。男児は好きなことをやる。俺も当然、好きなことやらせてもらおうと思うんで。それは当然大田区(21日)でやるから」と豪語。雨降って地固まったエボリューションが、逆襲ののろしをあげる。












