全日本プロレス21日大田区総合体育館大会で3冠ヘビー級王座に挑戦する石川修司(46)が12日後楽園大会で大暴走し、王者・宮原健斗(33)をKOした。
王座戦を約1週間後に控えたこの日、石川は6人タッグ戦で宮原と激突。激しいエルボー合戦を展開し、得意のニーリフトを見舞っていった。
しかし終盤に宮原のスネークリミット(変型三角絞め)で捕獲されると、そのまま絞め続けられて大の字に。場外へ蹴落とされ、試合から排除されてしまう。最後はパートナーの綾部蓮が青柳優馬のエンドゲーム(変型ネックロック)でギブアップを奪われ、チームも敗戦を喫した。
屈辱の醜態をさらした大巨人は試合後に覚醒。息を吹き返すとリング上で勝ち名乗りを受けていた宮原を襲撃すると、鬼の形相で場外の鉄柵・壁に投げつけていく。さらにバックステージまで連行し、ストンピング、チョーク攻撃で痛めつけた。
宮原を完全KOした石川は無言で控室へ。1988年3月の秋田大会で天龍源一郎の強烈な蹴りを浴びて失神し、覚醒後に大暴れした〝不沈艦〟スタン・ハンセンをほうふつとさせる「大巨人失神事件」。大田区決戦は風雲急を告げてきた。












