東京女子プロレスで活躍する〝平仮名じゅりあ〟ことアクション女優の長野じゅりあ(26)が、アイドルグループ「SKE48」の荒井優希(24)との初対決で〝プロレス初勝利〟をつかんだ。

 4団体合同興行「サイバーファイトフェスティバル2022」(12日、さいたまスーパーアリーナ)で長野は、山下実優、伊藤麻希と組み、荒井、乃蒼ヒカリ、鈴芽組と激突。

 開始直後に長野と荒井が激しく蹴りを打ち合った。長野は空手技を生かして積極的に攻めたが、渾身のブラジリアンキックを荒井に回避されるなど苦戦。その後は両者の意地が交錯する一進一退の攻防となり、最後は山下がスカルキックで鈴芽から3カウントを奪った。

 試合後、長野はプロレスでの初勝利に大喜び。「最高のプレゼントをいただきました。自分では不甲斐ない試合だったが、先輩方に助けていただいて、初めてプロレスで勝てたのはうれしすぎて笑えないというか感情がついてきていない。先輩方の背中を見て、自力で勝利をつかめるように頑張りたい」

 また注目された荒井との大型新人同士の初対決については「(荒井に)ボコボコにされて、勝利的には(自分たちの)チームがつかんだけど、荒井選手に押されていたのは悔しいので、今度は私がボコボコにしたい」と拳を握った。

 一方の荒井も「長野じゅりあさんに、いつか自分で勝ちたい。戦ってみて、やっぱり本当に打撃とかがすごいので、1年先輩ではあるけど全然油断できないし、もっと戦ってみたい」と振り返った。

 長野と荒井の今後の対決に期待だ。