3日の東京女子プロレス後楽園ホール大会でプリンセス・オブ・プリンセス王者の中島翔子(30)がハイパーミサヲを下しV2に成功した。

「享楽共鳴」のパートナー対決はミサヲのコンビネーション攻撃に追い詰められた。なかなか反撃の機会をつかめない中島だったが、起死回生のダイビングエルボーでようやく流れを引き戻す。

 619(ロープ上のブーメランキック)やバタフライロックを繰り出し、最後はトップロープからのダイビングセントーンを決めて3カウントを奪取。王座防衛に成功した。

 試合後はマイクを持ち「今日やって、享楽共鳴はもっとすごいことができると感じた。これからもミサヲとめちゃくちゃやりたい」と挑戦者の健闘をたたえ抱き合った。

 この勝利により、サイバーファイトグループに属する4団体合同興行「サイバーファイトフェスティバル2022」(6月12日、さいたまスーパーアリーナ)でのV3戦が確実に。中島は「大きな会場、多くの人が見ている中で防衛していきたい」と決意を示した。

 気になる次期挑戦者については「心の中に思っている人はいるけど、内緒です」とにやり。いったい大舞台で誰を迎え撃つのか注目だ。