東京女子プロレスで初の黄金タッグ〝令和のAA砲〟が結成される。

 4月9日東京・後楽園ホール大会の全カードが28日に発表され、アイドルグループ「SKE48」の荒井優希(23)が赤井沙希(35)と初のコンビを結成することが決定。辰巳リカ&桐生真弥と対戦する。

 荒井は19日の両国国技館大会で伊藤麻希のインターナショナル・プリンセス王座に挑戦。初のベルト奪取とはならなかったものの、デビューから約10か月とは思えない堂々とした試合運びで成長ぶりを見せつけ、高い評価を受けた。

 一方、DDTの男子レスラーの中で戦う赤井は、抗争が続いた雪妃真矢に20日の両国大会で勝利したばかり。約1年半ぶりの東京女子マット参戦となる。

 東京女子の甲田哲也代表は「2人ともプロレス大賞新人賞(荒井は2021年度、赤井は14年度)を取ってますし、同じ京都出身。赤井選手はタレント活動から始まり、プロレス界で今の地位を築きました。荒井選手にも勉強になると思い、2人のタッグを決めました」と説明した。

 荒井は167センチ、赤井は174センチで長身の2人が繰り出す連係技にも期待がかかる。決戦前には2人の合同特訓開催案も浮上しており、話題性抜群のコンビが注目を集めそうだ。