新型コロナウイルスの陽性判定を受けていた日本ハムの新庄剛志監督(50)が28日に楽天生命パークで行われた全体練習から現場復帰し、報道陣を前に〝条件付き〟で自身の現役復帰について言及した。今年の支配下登録の期限は今月31日で、残された時間は3日だけ。阪神現役時代の打撃コーチで、野球評論家の柏原純一氏の見立ては――。

【柏原氏の見立て】18日に新型コロナウイルスの陽性判定を受け、メディアの前に姿を現すのは約10日ぶり。現役復帰うんぬんは、ビッグボスらしいリップサービスとみるのが妥当でしょう。日本ハムの支配下登録は28日現在で69人。これが65人とかだったら1枠ぐらい遊びで使うのも〝あり〟かもしれませんが、残り1枠は支配下昇格を夢見る育成選手のために取っておくべきだし、新庄監督もそう考えているはずです。

 実際問題として、足が一軍選手としては使い物にならないでしょう。スローイングと打撃は何とかなるとしても、外野守備では全力で走る必要があるし、代打で打席に立つにしても打ったら走らなければならない。ちょっと難しいんじゃないのかな。

 就任1年目のビッグボスは来季以降に向けて使える選手を探っている段階。新型コロナ禍による選手の大量離脱は首脳陣にとって頭の痛い問題でも、埋もれていた若手にはアピールする絶好のチャンス。現役復帰をにおわす今回の発言は「お前ら、頑張れ!」というゲキのような意味合いもあったのでしょう。