中日は9日の広島戦(バンテリン)に0―7で今季16度目の零封負けを喫し、借金は今季ワーストタイの13まで膨れた。先発・大野雄が6回6安打6失点と炎上すれば、前日17安打9得点で爆発した打線は一転、相手先発・森下らの前に沈黙した。

 以下は立浪和義監督(52)との主な一問一答。

 ――6回に大野雄がマクブルームに3ランを被弾

 立浪監督 あそこは長打は避けたいところ。こっちは併殺を取りたいところで、初球の内角が甘く入ったんですかね。非常に痛い失点になった。

 ――前回登板を回避した大野雄の状態は

 立浪監督 立ち上がりはボールもよく走っていたし、今日は良いなと感じていたが、先に1点を取られてしまった。確かに森下投手も今日は良かったが、ウチもチャンスで1本出ていればというところですよね、今日も。

 ――追い込まれるまでに直球を誰かが捉えてほしかった

 立浪監督 確かに(森下は)真っすぐもスピードも切れも良かったと思うが、ウチのチームの課題は速い真っすぐをなかなか仕留めきれないところがあるので、そこをどうしていくかというところですね。

 ――2ボールというカウントでも積極的に打っていった

 立浪監督 ファウルにしてしまっていたのが、仕留め切れなかったというところだと思う。

 ――序盤のチャンスは併殺の後でチグハグなつながりだった

 立浪監督 そうですね。良い投手ですからそんなにチャンスは少ないかもしれないが、昨日はいい形になっただけで、一人出ていればまた違った展開になったと思うが。

 ――鵜飼がけがで手術した

 立浪監督 大丈夫だと思って出ていたら段々と腫れてきたみたい。日にちがたてば治るけがだと思うので。

 ――しばらくかかる

 立浪監督 分からないですが、本人から聞いていないので。

 ――せっかく調子が上がってきたところに

 立浪監督 ファームで、そんなに上がってないですよ。