巨人・井納翔一投手(36)が23日、即降格となった

 前夜のDeNA戦(東京ドーム)5回途中から登板し、暴投を含む四球を与えると、原辰徳監督(63)は右腕の即交代を告げた。チーム最年長投手は一死どころか一球もストライクを取れぬまま、マウンドを降り、23日には即二軍落ちとなった。

 そんな井納の姿に「ニッポン放送ショウアップナイター 巨人―DeNA戦」で解説を務めた谷繋元信氏は、「これはもう井納の野球人生が終わりに近づくようなね、そんな4球だったと思いますよ」と話していた。

 井納はFAで巨人に入団し、2年目の今季は4試合に登板したものの防御率4・50。前回登板となった今月11日の楽天戦(楽天生命)でも打者5人に対して3安打1四球とパッとせず、今回こそ信頼回復に努めなければならなかったが…。代わりに育成出身の2年目右腕・戸田懐生(21)が昇格となった。

 即降板、即降格の井納に果たして再起のチャンスはあるのか…。